代表ご挨拶
グローバルヘルスリサーチコーディネーティングセンター(GHRCC)の理念は、臨床研究の実施により得られる 「知」 と患者・家族・一般市民(コミュニティ)の 「生活」 を融合することにより、“神奈川県から”医療の発展と世界の人々のより健康な暮らしに貢献することです。
GHRCCは、薬剤師、看護師、臨床検査技師等の医療の専門資格を有する者や、The Society of Clinical Research Associate (SOCRA)、The Association of Clinical Research Professionals (ACRP)、日本臨床試験学会、日本臨床試験学会が発行する臨床試験専門職の認定証を持つ者が、「医薬品医療機器等法」、「臨床研究法」、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を遵守し、海外アカデミアグループが主導する試験においては当該国の規制・文化的特徴にも配慮しながら、臨床試験・臨床研究の実施支援を行う組織です。
GHRCCは、公立大学法人神奈川県立保健福祉大学イノベーション政策研究センターに所属し、国際共同で実施する婦人科領域および呼吸器領域の医師主導治験や、研究者主導臨床試験の試験調整事務局業務を行っています。2015年4月に公益財団法人神奈川科学技術アカデミーの研究室として発足し、その後、地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所の研究室として活動を経て、2023年3月までの8年間、日本の研究者主導臨床研究グループが、米国、フランス、ドイツのグループが主導する臨床試験へ参加する際の、マネジメント支援を行って参りました。
GHRCCは、神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科において、”臨床研究マネジメント”の博士課程前期講義および実習を担当し、臨床研究専門職の育成にも取り組んでいます。
新しい薬を早く患者さんにお届けできるように、質の高いエビデンス作りに貢献できるように、継続的な活動に邁進いたします。
グローバルヘルスリサーチコーディネーティングセンター
ディレクター
毛利 光子
GHRCC の理念と事業方針
理念
臨床研究の実施により得られる「知」と患者・家族・一般市民(コミュニティ)の「生活」 を融合することにより、“神奈川県から”医療の発展と世界の人々のより健康な暮らしに貢献する。
事業方針(6つの柱)
- 臨床研究のマネジメント支援
- わが国におけるグローバル臨床研究の推進
- 未病の知識と対応の普及*
- 臨床研究のコンサルテーション
- 臨床研究専門職の人材育成
- 臨床研究方法論に関する研究活動
神奈川県の「ヘルスケア・ニューフロンティア」政策
(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/index.html)に対応
連携している臨床研究グループ
GroupDetail
NRG Oncology |
米国、癌領域グループ
乳癌・大腸癌(NSABP)、放射線治療(RTOG)、婦人科腫瘍(GOG)3グループで構成
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COG | 米国に拠点を置く小児腫瘍研究グループ |
ARCAGY Research | フランスに拠点を置く婦人科腫瘍研究グループ |
AGO | ドイツの婦人科腫瘍研究グループ |
ENGOT | 欧州の婦人科腫瘍研究グループ、集合体 |
実施体制
研究員構成
常勤研究員/準研究員 スタディーコーディネーター、モニター
主な経歴 | CRC、CRA、監査担当者、CRO/製薬企業経験者 |
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医療系国家資格 | 薬剤師 、看護師 、保健師、米国看護師資格 臨床検査技師、管理栄養士 |
国際的な専門職資格 | SoCRA CCRP、ACRP-CP |
その他の資格 | SMO公認CRC、倫理審査専門職、診療報酬請求事務能力検定 |
組織概要
現在、作成中。